【特定】戸越母子遺体事件の自宅(現場)はどこ？夫婦は子供が生まれる前から住んでいた？

東京都品川区戸越で起きた母子遺体事件。

子供3人と母親の4人が犠牲になった痛ましい事件は、現在捜査がすすめられています。

事件が起きた現場の場所を調査しました。

事件概要

23日午後、東京 品川区の住宅で火事があり30代の母親と2歳から6歳の子ども3人の合わせて4人が死亡しているのが見つかりました。4人には刃物による切り傷があるということで、警視庁は、煙を吸って病院に搬送された父親から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べることにしています。

警視庁によりますと、1階の寝室で、この家に住む▽高波冬美さん（37）と、▽小学1年生で6歳の後藤鈴さん、それに保育園に通う▽3歳の玲ちゃんと▽2歳の信ちゃんの親子4人が死亡しているのが見つかったほか、40代の父親が煙を吸って病院に運ばれましたが、意識はあるということです。

これまでの調べによりますと、玄関や窓はすべて施錠され外部から侵入された形跡はないということで、警視庁は今後、父親から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べることにしています。

消防隊に通報したのは、一家の親族でした。

亡くなった4人とも胸や首に刺し傷や切り傷があり、室内からは凶器とみられる刃物が見つかったということです。

警察の調べによれば、家の中は全て施錠がされていたことからも第３者の侵入はなかったとみています。

父親はけがを負っているものの命に別状はなく、警察は父親の回復を待って話を聞く方針です。

品川区戸越の母子4遺体事件　自宅(現場)場所はどこ？

事件があった現場は品川区戸越2丁目です。

現場は東急池上線戸越銀座駅から東に約５００メートルの住宅街で、近くには戸越銀座商店街がある。

現場は、戸越駅前から約500ｍ離れた密接された住宅街の一角にありました。

事件の現場となった家は、戸越八幡神社の裏にありました。

夫婦は子供が生まれる前から住んでいた？

近所の人の話によれば、夫婦は子供が生まれる前からこの家に住んでいたととれる証言がありました。

夫婦を昔からよく知るという女性によると、父親は子煩悩で、鈴さんを連れて外出する姿をよく見たという。冬美さんも「普通のお母さん」という印象だったという。女性は「子どもが生まれる前は夫婦でバイクを2人乗りして出かける姿をよく見て、仲がいいカップルだと思った。その後はベビーカーで子どもを連れる姿もよく見た」と話した。